ちなみにロードサービスを使っても等級は下がりませんのでご安心を
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自動車保険とJAFのロードサービスの違いの比較
JAF(日本自動車連盟)とは、自動車ドライバーの利益の保護のために設立された一般社団法人です。JAFは、路上でのパンクやバッテリー上がり、駐車場でのうち鍵等に対する対応であるロードサービスを主体として、自動車に関するさまざまな業務を行なっています。
JAFロードサービスの特徴
JAFの設立は昭和38年2月に設立され、同年4月から事業を開始しました。平成25年には創立50周年を迎え、歴史のある団体となっています。最近は、自動車保険会社でも、自動車保険にロードサービスを附帯させているところが多くなっています。しかし、かつては、JAFのみが、ロードサービスを提供していました。
そういった意味で、JAFはロードサービスの草分け的存在といえます。JAFのロードサービスは、50年にわたって培われてきた技術と伝統があり、非常に高品質のサービスが提供可能であると言えます。
JAFのロードサービスの特徴としては、次の特徴があげられます。
- 高速造路でのロードサービスについては、救援車両の後方警戒車両との2台体制で対応するなど安全に配慮している
- バイクに対するロードサービスが充実している
- ロードサービス時に、タクシー会社やレンタカー会社への電話番号提供サービスを実施している
JAFと自動車保険会社のロードサービスの違い
さて、最近は自動車保険会社でもロードサービスを提供するようになってきました。それでは、JAFのロードサービスと自動車保険会社のそれとはどこが違うのでしょうか?
その最大の違いは、JAFのロードサービスの対象は、JAFに加入している「人(会員)」であるのに対して、自動車保険会社のサービスの対象は契約している「車両」であることです。
ですから、JAFの場合には、自分の自動車を運転中でも、他人の自動車を運転中でも、会員にロードサービスが必要であれば、運転中の自動車が誰のものであるかにかかわらず、サービスを受けることができます。
反対に、自動車保険のロードサービスの場合には、対象は契約車両ですので、被保険者の方が保険契約車両以外の自動車を運転中で、トラブルが発生した場合には、原則としてロードサービスが受けられません。
自動車保険にロードサービスが付いていてもJAFに加入する人も多い
自動車保険会社のロードサービスもそれなりに充実していますので、自動車保険会社のロードサービスでも、一般的な自動車トラブルに十分に対応できるとも考えられますが、非常に多くの方が、自動車保険会社のロードサービスを受けられるにもかかわらず、JAFの会員となっています。
ロードサービスのついては、JAFと自動車保険会社の両方からサービスを受けられるようにしておけば、ほとんどの路上トラブルには対応できますので、一番安心であると言えます。
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ロードサービスはココを見る
ロードサービスとは?
自動車保険選びの重要なポイントとなる事項のひとつが、ロードサービスです。これは自動車に乗っている時に万一トラブルが生じた際、保険会社が対応してくれるサービスのことを指します。事故ではなく、急な故障やガソリン切れといったトラブルで車が動かなくなってしまった時などに役立ちます。
このロードサービスには有料のところと無料のところがあります。自動車保険に付帯するロードサービスは原則として無料ですが、そのぶん有料に比べるとサービスの範囲や内容の面でやや劣ります。そういった点があるだけに、契約を検討している保険会社のロードサービスの内容の確認が必要なのです。
どこまで補償を受けられる?
まず、どこまで補償を受けられるのかを見ておきましょう。事故や故障で車が動かなくなってしまった場合に車両を搬送してくれるサービスから、応急手当を行ってくれるサービス、さらに代替の交通機関を利用した際の交通費の補償まで行ってくれるサービスなどもあります。
自動車保険のロードサービスでは、補償内容に制限が設けられています。車の移動なら何キロメートルまで、修理は年に何回まで、交通費の補償はいくらまで、といった具合です。車を使用する回数が多い人や遠隔地への移動が多い人は、しっかりカバーできる補償内容かどうかの確認が必要となります。
保険会社によってサービスに差があります
基本的な補償内容に比べて、ロードサービスは各保険会社ごとに補償範囲や内容にかなりの差が出てきます。だからこそ各社の比較検討が重要になるのです。とくに交通費や宿泊費の補償と、レッカー移動サービスの内容・範囲に大きな違いがあることが多いので、あらかじめよく確認しておくようにしましょう。
ロードサービスの選び方ではもうひとつ、2年目以降に継続して契約した場合の内容の変化も大事なチェックポイントです。2年目以降にサービスが充実するところも多いため、その比較もしっかりと行う長期的な視点が求められます。
総合的な視野での判断も
もちろん、肝心の補償内容が充実しているうえでのロードサービスですし、保険料との兼ね合いもあります。あくまで無料で利用できるサービスの範囲内でどれだけ便利かどうかをチェックするのです。そして保険商品としての総合的なパフォーマンスを評価しましょう。
万一の事故や故障が気になる人は、自動車保険とは別に有料のロードサービスを利用するといった選択肢もあります。その場合には自動車保険のロードサービスは重視せず、他の補償内容や保険料の安さがポイントとなるでしょう。
「提携修理工場サービス」で様々なサービスが無料に
もし自動車同士の事故により車が動かなくなったり、故障してしまい修理が必要となった場合には、知りあいの修理工場があるからと言う人はともかく、車の修理なんてしたことがないからどの修理工場に出せば良いのか解らないと言う人も少なくありません。
そうした時には自動車保険に付帯してくるロードサービスの1つである提携修理工場サービスが便利です。保険会社に連絡すれば、保険会社が提携している修理工場のスタッフが故障車を修理工場まで運搬して修理をしてくれます。この際に車の修理以外にもユーザーにとって便利なサービスも提供してくれます。
- 無料引取りサービス
- 自動車保険の契約車両の修理を依頼した場合、修理工場のスタッフがユーザーの自宅にまで車を引取にきてくれます。この引取にかかる費用が無料となるサービスなのですが、1つ注意しておきたいことは工場のスタッフがユーザーの車を運転して工場まで運ぶことになるので、故障をしていてもきちんと走行出来ることが前提のサービスであるということです。
- 無料納車サービス
- ユーザーの車を修理した後に、工場のスタッフがユーザーの自宅まで修理した車を届けてくれるサービスです。スタッフがユーザーの車を運転して自宅まで運びます。
- 無料代車サービス
- 修理で車を工場に預けている間、工場が所有している車を提供してくれます。ただし、修理工場が所有する車となりますので車種を指定することは出来ませんし、代車の数には限りがある場合もあるのでいつでもすぐに代車を用意して貰えるとは限りません。また代車を使用中のガソリン代はユーザーの負担となります。
- 無料洗車サービス
- 修理が完了した車を無料で洗車してくれるサービスです。
- 修理箇所永久保証サービス
- 提携修理工場が修理箇所の永久保証書を発行し、修理した箇所に万が一不具合が生じた場合に、その不具合への対応を保証するサービスです。保険会社によっては「修理箇所ワンオーナー永久保証サービス」「永久保証サービス」と呼ばれることがありますが内容は同様のサービスです。
ガス欠でも安心!「ガソリン補給サービス」
自動車保険に加入することで自動的に付帯してくるロードサービスの中で、特にお世話になることが多いのがガソリン補給サービスです。ガソリン補給サービスとは、道路上でガス欠を起こしてしまい自動車保険を契約している車両が動かせなくなった時に、保険会社の提携会社の担当者が現場までガソリンを配達してくれるサービスのことです。
ガソリン補給サービスの特徴
保険会社によって内容の詳細は異なりますので、ここでは注意すべきポイントを紹介していきます。
- 基本的に1年間に1回だけ使えるサービス
- 1回に補給してくれる量は10リットル
- ガソリン代自体は有料の場合も
まず、サービスを利用できる回数です。多くの保険会社ではガソリン補給サービスを利用できるのは保険期間内に1回限りとしています。自動車保険は1回の契約が1年となりますので、1年間に1回だけ使えるサービスであると考えておくと良いでしょう。
そして1回に配達してくれるガソリンの量です。ほとんどの保険会社では1回に配送してくれる量を10リットルとしています。
またガソリンの配送自体は無料ですが、ガソリン代については扱いが異なります。保険会社によってはガソリン代は有料となる場合があります。また契約1年目はガソリン代が有料ですが、2年目以降は10リットルまで無料になるといった継続による優待を設定していることもあります。
保険会社 | ガソリン代 |
---|---|
イーデザイン損保 | 無料 |
日本興亜損保 | 無料 |
セコム損保 | 無料 |
SBI損保 | 無料 |
チャブ損害保険 | 無料 |
損保ジャパン | 無料 |
セゾン自動車火災 | 無料 |
あいおいニッセイ | 無料 |
チューリッヒ | 無料 |
ソニー損保 | 有料(契約2年目以降は10リットルまで無料) |
アクサダイレクト | 有料(契約2年目以降は10リットルまで無料) |
三井ダイレクト | 有料(契約2年目以降はガス欠現場が自宅から50km以上の場合10リットルまで無料) |
そんぽ24 | 有料 |
ガス欠に備えてガソリン携行缶を搭載しておく
ガス欠になってしまった場合には、ガソリン補給サービスではなくガソリンスタンドでガソリン携行缶を借りて給油するといった方法もあります。ガソリン携行缶はホームセンターなどで購入することも出来ますので、万が一のことを考えておくと、車に1つ載せておくのも良いでしょう。
保険会社によっては現場近隣にある24時間営業のガソリンスタンドの場所を案内してサービスなどもあるため、合わせて利用するのも一つの手だと思います。
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落輪や乗り上げに対処する「引き上げ・引き下ろしサービス」
自動車保険のロードサービスの中にはクレーン車による引き上げ・引き下ろしを行うサービスがあります。引き上げ・引き下ろしサービスとは、契約対象車両が側溝などに落輪してしまった時、または縁石などに乗り上げてしまった時などに対象車両を引き上げたり、引き下ろしたりするサービスです。
落輪とは道路脇の側溝などにタイヤが落ちてしまっている状態のことを言い、乗り上げと言うのは縁石などに車が乗り上げてしまっている状態のことを指します。また雪道や砂地などでタイヤが空転してしまっているような場合などもこの引き上げ・引き下ろしサービスの対象となります。
保険会社によっては引き上げ・引き下ろしサービスは緊急修理サービスに含まれていることもありますが、基本的に落輪したタイヤが1本のみで落差が1m以内でレッカー車のみで対応できる場合はどの保険会社でも無料で対応してくれます。
有料となる可能性が高いケース
逆に言えば次のケースは有料となる可能性が高いということです。
- 落輪の落差が1m以上
- タイヤが2本以上落輪した
- クレーン車を使用しての特殊作業を行った
たとえば、雪道や砂地などにタイヤがはまってしまった時や雪道で雪の塊に乗り上げてしまった時などは、複数本のタイヤが深くはまってしまいクレーン車でないと対応できないため有料となる可能性があります。
ただしチューリッヒなどは落輪したタイヤ本数が何本であっても無料で対応してくれるので、どこまで無料で対応してくれるかは確認しておく必要があります。
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トラブルにより帰宅できなくなったら「帰宅・宿泊サポートサービス」
各保険会社で提供しているロードサービスにはさまざまなサービスがあります。レッカーサービスや車両トラブルに対応してくれるサービスなどが有名ですが、これらのサービスに付随していると言えるのが、帰宅・宿泊サポートサービスです。
帰宅・宿泊サポートサービスとは、自宅から遠方で車が事故や故障により自力で走行出来なくなった場合に、保険会社が帰宅に必要な交通費を負担してくれたり、当日の帰宅が困難であるときは宿泊先を手配し宿泊費用を負担してくれるサービスのことです。
ただし、サポートを受けるためにはトラブルが起きてしまった場所が自宅から一定距離離れた場所である必要があります。この距離は各保険会社で異なりますが、おおむね現場から自宅までの地図上の直線距離が20km以上~50km以上であることが多いです。
帰宅費用、宿泊費用はどれだけ負担してくれるか?
帰宅費用、集泊費用の負担額については1名につき1万円~2万円程度で車の搭乗者の人数分だけ負担するケースがほどんどです。また宿泊費用より帰宅費用の方が少し高くなっており2万円までといったケースが一般的です。
帰宅費用の対象となる代替交通機関とは、タクシー、バス、電車、飛行機、船舶などをいい、これらの交通機関で合理的な経路および方法により発生した費用だけが負担されます。タクシーで帰宅するのなら10,000円までと言ったような限度額設定があることが多く、グリーン車、ビジネスクラスといった必要以上に高額な座席の費用は帰宅費用に含みません。また代替交通機関にレンタカーは含みません。
またチューリッヒ、ソニー損保、アクサダイレクトは費用負担の限度額を定めておらず、宿泊サポートについては保険会社が最寄りのビジネスクラスホテルの宿泊費用を負担し、帰宅サポートについては帰宅先までの距離に制限が無く、限度無しで交通費を負担してくれるなど、強力にサポートしてくれます。
保険会社 | 宿泊費用(1名1泊) | 帰宅費用(1名) |
---|---|---|
チューリッヒ | ビジネスクラスホテルの費用 | 限度無し |
ソニー損保 | ビジネスクラスホテルの費用 | 限度無し |
アクサダイレクト | ビジネスクラスホテルの費用 | 限度無し |
SBI損保 | 15,000円まで | 20,000円まで |
三井住友海上 | 10,000円まで | 20,000円まで |
三井ダイレクト | 10,000円まで | 20,000円まで |
損保ジャパン | 10,000円まで | 20,000円まで |
セゾン自動車火災 | 10,000円まで | 20,000円まで |
チャブ損害保険 | 20,000円まで | 10,000円まで |
東京海上日勤 | 10,000円まで | 10,000円まで |
2014/1/10現在
このような保険会社と契約していると、例え自宅から遠く離れた場所で車が故障して帰宅できなくなっても、帰宅までの交通費や現地での宿泊費を気にすることなくサポートを受けられます。
ペットの宿泊費のサポート
遠方で車が動かなくなってしまったら搭乗者は最寄りのホテルに宿泊することが出来ますが、車に搭乗しているのは人だけとは限りません。もし車に大切なペットを乗せていたなら、そのペットを一晩どこに預ければ良いのでしょうか?
チューリッヒ、アクサダイレクトはそういった事態に備えて、ペットホテルの費用も負担してくれます。特にチューリッヒは宿泊費用だけでなく、ペットホテルまでの交通費も負担してくれる上に、もしペットを自宅付近のペットホテルやペットシッターに預けていて、延滞料金が発生した場合にも10,000円まで負担してくれます。
もしペットを飼っているならば、契約する保険会社を選ぶ際にこのような保険会社を候補にするのも一つの選択でしょう。
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様々なトラブルに対応「緊急修理サービス」
近年の自動車保険では契約をするとロードサービスが自動的に付帯してくるようになっています。このロードサービスの中に、緊急修理サービスと呼ばれるものがあります。各保険会社によって名称は異なっており、「トラブルサポートサービス」「故障時緊急修理サービス」「車両トラブル対応サービス」などのようにさまざまな名称がありますが、基本的には同じようなサービス内容になります。
緊急修理サービスとは、車の事故によるものではなく、故障を起こしてしまったことによって車を動かすことが出来なくなった時に、自動車保険会社に連絡をすることによってサービススタッフが現地にまで出張してきてくれて、修理を行ってくれるサービスです。
どのようなトラブルに対応するか?
基本的にその場での修理になり、作業時間が30分以内で解決するトラブルを無料で対応してくれます。たとえば、バッテリーが上がってしまった、キーを車内に閉じ込みしてしまった、タイヤがパンクした時のスペアタイヤの交換、プラグやヒューズの取り替えなどが緊急修理サービスの対象となります。以下が緊急修理サービスで対応してくれるトラブルの一例です。
- キー閉じ込みの解錠
- キー紛失時の解錠、キーの作成
- バッテリー上がり時のジャンピング(※)
- スペアタイヤの交換
- オイル漏れの点検
- 各種オイルや冷却水の補充
- ボルトの締め付け
- 各種バルブ、シューズの取り替え
- サイドブレーキの固着の解除
※他車とバッテリー上がりの車をケーブルでつないでエンジンを始動させること
保険会社によっては修理部品を交換などは有料で、消耗品代、部品代をユーザーが負担しなければならない場合もあります。以下の対応は有料となる場合があるので注意しておきましょう。
- キーの作成
- スペアタイヤの交換
- オイル漏れの点検
- 各種オイルや冷却水の補充
- 各種バルブ、シューズの取り替え
また保険会社によりサービスの細部が異なる場合があります。サービス時間帯が限定されていたり、保険期間中に1回のみ使用可能であったり、契約2年目から対応してくれるサービスがあったりするため、ロードサービスを利用したい方は各保険会社のロードサービスしっかりと比較することが大切です。
近年ではガソリンの給油については、別にガソリン補給サービスといったことでサービス項目を分けている保険会社が多いですが、依然として緊急修理サービスに含まれている保険会社もあります。
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車が自走できなくなったら「レッカーサービス」
自動車保険が提供するロードサービスにはさまざまなサービスがありますが、そのなかでも代表的なのがレッカーサービスで多くの保険会社が提供しています。
レッカーサービスとは、事故や車の故障により自力で走行出来なくなってしまった場合に、レッカー車を呼んで近隣の修理工場まで牽引してもらうサービスです。契約している保険会社により最寄りの修理工場までは距離に関係なく無料であったり、修理工場を指定する場合には距離の制限があったりします。
無料で牽引してもらえる距離は?
無料でレッカー車による牽引をして貰うことができる距離としては10㎞~100㎞が一般的です。しかし、この数字については各保険会社によっても大きく異なってきます。また無料になる条件についても各保険会社によって異なり、次のような条件があります。
- 一定距離までは無料
- 保険会社が紹介した修理工場の場合も、自身で修理工場を指定した場合でも一定距離までの牽引は無料です。一定距離を超えると有料となります。
- 最寄りの修理工場までは距離に拘わらず無料
- 中には、保険会社が指定する最寄りの修理工場へのレッカー牽引であるなら距離にかかわらず無料で利用が出来る保険会社もあります。この場合、保険会社が指定する修理工場ではなく、ユーザーが修理工場を指定すると無料となる距離に制限がつくことがほとんどです。
- 距離ではなく一定費用までは無料
- 距離ではなく「レッカー牽引にかかる運搬費用」と「応急処置にかかる費用」などの合計で何万円までなら無料といった保険会社もあります。
各保険会社の無料レッカー距離は次のとおりになります。レッカーサービスは日本興亜損保、チューリッヒが強く、最寄りの修理工場なら距離に拘わらず無料である上に、ユーザーが修理工場を指定した場合でも100kmまでなら無料となります。
自動車保険会社 | 契約者が修理工場を指定した場合の無料レッカー距離 | 最寄の指定修理工場までは距離に関係なく無料? |
---|---|---|
日本興亜損保 | 100kmまで | |
チューリッヒ | 100kmまで | |
SBI損保 | 50kmまで | |
ソニー損保 | 50kmまで | |
AIU | 50kmまで | |
セコム損保 | 50kmまで | |
チャブ損害保険 | 50kmまで | |
アクサダイレクト | 35kmまで | |
そんぽ24 | 30kmまで | |
三井ダイレクト | 30kmまで | |
イーデザイン | 30kmまで | |
あいおいニッセイ | 15kmまで |
特に修理工場に拘らないのでしたら最寄りの修理工場までは無料のサービスを行っている保険会社を選ぶようにしておくと良いでしょう。ただし各保険会社でその条件が異なりますので、細かい点まで良く把握するようにしてください。
[matome-roadservice]自動車保険のロードサービスとは?
自動車保険の規制緩和以降、さまざまな会社が参入してきており、それぞれの保険会社によって独自のサービスの提供が行われるようになっています。特に他社との違いを見せるということで、近年ではロードサービスを付帯する自動車保険が一般的となってきています。
そのため、どのようなロードサービスが付いてくるのか、ということを自動車保険会社の選択基準にしている人も少なくありません。各社が提供しているロードサービスを見てみると、同じような名称のサービスであっても保険会社によって提供条件やサービス内容が大きく異なることがあります。
ロードサービスの種類
現在のところ、自動車保険に加入することで付帯してくるロードサービスとしては、主に「緊急修理サービス」「レッカーサービス」「ガソリン補給サービス」の3つで構成されていることが多く、それに加えて帰宅宿泊費用サービス、引き上げ・引き下ろしサービスや各社固有のサービスが付帯されます。
サービス | 内容 |
---|---|
レッカーサービス | 事故や故障などで車が自力で走行できなくなってしまった場合に、レッカー車で牽引し修理工場まで運びます。 |
緊急修理サービス | バッテリー上がり、キー閉じ込み、タイヤのパンクなどに緊急対応します。 |
ガソリン補給サービス | 道路上でガス欠になったときに、補給用のガソリンを配送します |
帰宅・宿泊サポートサービス | 車の故障により帰宅できなくなった場合に、現地からの帰宅費用やホテルの宿泊費用を工面します。 |
引き上げ・引き下ろしサービス | 車が側溝に落輪したり縁石に乗り上げた場合に、クレーン車で引き上げ・引き下ろしをします。 |
基本的にこれらのロードサービスはどの保険会社でも無料で利用することが可能です。しかし、レッカーでの運送距離、工面される宿泊費などには各自動車保険会社が定めている限度があり、その限度を超えると有償でのサービス提供になります。
また、自動車保険は1年契約が一般的ですので、2年目以降も継続して同じ自動車保険会社で契約することで、ロードサービスの無料範囲が拡大されていくようになっています。
JAFと自動車保険会社のロードサービスの違いは?
ちなみにロードサービスと言えば、JAFを思い浮かべる人が多いでしょうが、JAFと自動車保険に付帯してくるロードサービスではどのような違いがあるのでしょうか?
基本的にサービス内容としてはあまり変わりはありませんが、JAFの行っているロードサービスは契約している人に付属するもので、自動車保険に付帯するロードサービスとは契約している車に付属するものだと考えておくと良いでしょう。
つまり、JAFの場合は自分の車だけではなくレンタカーや友人の車を運転している場合でもサービスを受けることが可能です。しかし、自動車保険のロードサービスは保険契約をした車両のトラブルでしかサービスを受けることが出来ません。